一万字ツイート対応に賛成

Twitter は 140文字制限があって、これが偶然とはいえ絶妙な長さであったため、うまく発展してきたわけです。 だけど、使っていれば、140文字じゃ足りないぐらいいっぱい書きたい事もあります。まぁ、感情の爆発ですな。 そんな時は、外部のブログとかEvernoteとかに文章を書いて、そのリンクをツイートするのが、メジャーな対処方法でした。
しかし、 Twitter社は今まで、そうした外部リンクを内部サービスに取り込む変更をしてきて、利便性を向上させてきています。最初は、写真だったように思います。TwitPic というサードパーティのサイトがTweetの写真リンクの受け皿になっていました。ただ、TwitPicは個人運営のサイトであり、Twitterの膨大なアクセス数からリンクされるとサービスダウンしてしまう事が多く、また、名称から Twitterの公式サービスと誤認され誤った苦情が届くこともあったようです。現在は、Twitter社自身が写真サービスを提供していて、Twitterのタイムラインにサムネイルが表示されたり、画像のみが流れる表示が出来るようになったり、利便性が向上したと思います。なにより、リンク先がダウンしていて写真見られないという事がなくなりました。(Tips: Twitterの検索で「絵」と入力し、画像タブをクリックしてみてください)
次に外部サービスが内部に取り込まれたのは、動画かと思います。 Vine の短い動画がタイムライン上に表示されるようになりました。従来、動画サイトへのリンクがTweetされていても、動画再生は負担が大きいジャンプだったので、あまり利用しなかったのですが、動画リンクではなく、そのタイムライン上に動画が動いていれば、そのしきいはぐっと低くなります。なんとなく流れている猫の動画にまったりする、というのは以前にはなかったです。
で、今、話題になっているのが、Tweetの 140文字制限を撤廃するのではないかと。 Twitterは、すでに Direct Message では 140文字制限を撤廃していて、長いテキストを送れるようにしていますが、それを通常のツイートでも、って事ですね。ただ、これは誤解されている面があるようですが、一万字ツイートがあったからといって、一万字表示されるわけじゃなくって、140文字なんですよね。興味を持って開いた場合、最大一万文字までのテキストが表示されるというもので、、、これって、ブログへのリンクを説明文付きでツイートしている現状と変わらないように思えます。ただし、外部のブログとかのサービスを利用する必要がなくなるのは、だいぶ楽になります。大半の人は自分のブログサービスとか持っていませんから、他所へ書き込んでリンクをツイートして、というのは、かなり敷居が高い方法でした。
思うんですけど、これは良い手じゃないかと。まず、サービスの形態変化の方法としては、写真対応、動画対応、と同じ長文対応で、写真・動画と同じような利便性向上が見込まれます。あとは扱いやすさ。今まで長文投稿するときの面倒さに比べりゃずっと楽ですし。ツイートの検索機能の確度向上もありそうです。

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