Exploreの動作が遅い時Google検索してみますと、よく紹介されるテクニックはフォルダオプションで、「エクスプローラーで開く」の設定を「ホーム」から「PC」に変える、「最近使用したファイルを表示する」「頻繁に使用されるフォルダーを表示する」「Office.comのファイルを表示する」の設定をオフにする、というものです。そうした昔に戻す設定もよいとは思うのですが、新機能をオフにするだけでは面白みに欠けるなぁと思っていました。「最近使用したファイル」を列挙するのなんて、LRUアルゴリズムを適用するだけですから、そんなに処理が遅くなるはずがないと思っていたのです。ただ実際遅くなるのは確かでして、どうしてだろうと。
そうしたら、遅くなる原因はファイル探索にあるようで、Windows検索の動作を拡張検索にするとエクスプローラーがファイル情報を取得するのが速くなり、結果としてExplorerの動作が速くなるようです(扉画像)。にしても、このダイアログボックス、拡張検索にすると重くなるように見える書き方。実際リソース量としては書いてある通りなのだろうけれど、処理能力が向上した現在のプロセッサに合うのは、拡張検索の方のようです。